レザック流・クロコダイル財布づくりの流儀

私たちLE'SAC(レザック)が日々どのような想いでクロコダイルと向き合い、財布を作り上げているのか。その「流儀」を綴ります。

■1. 素材の流儀:一流のお墨付きレザー

レザックのクロコダイル財布づくりは革の調達から始まっています。信頼できるタンナーでの鞣し染色を経たお墨付きのワニ革のみを使用します。言い換えれば、鞣し染色がどこでされたか判らない出元不明な革は使用しません。仕入れ先との長年の信頼関係があるからこそ、私たちは妥協のない素材選びを貫くことができるのです。

 

■2. 裁断の流儀:唯一無二の魅力的な表情をつくる

あえて裁断にだけフォーカスした話をします。左右シンメトリーな柄が特徴なワニ革は、いわゆる「センター取り」と言われる財布と革の中心を合わせた裁断が真ん中に合わせるだけという意味では最も簡単な裁断です。ワニ革は左右シンメトリーな柄でありながら、更に大きく分けると4つの部位がそれぞれ異なる柄をしています。『顎(あご)」、肚の中央部位の『角斑(かくふ)」、脇肚部位の『丸斑(まるふ)」、そしてシッポの『竹斑(たけふ)」。また、当然ですが同じ個体は二つとして存在しません。その個性を最大限に生かす為には製品の出来上がりを想像し、これら各部位を考慮した裁断のセンスが求められるわけです。

 

■3. 設計の流儀:理屈の詰まったものづくり

私たちが大切にしている言葉に「理屈の詰まったものづくり」があります。美しさは当然のこととして、財布としての「機能美」にこそ、プロの仕事が宿ると考えているからです。

・数年使っても型崩れしないための、ミリ単位の芯材調整。 ・カードの出し入れをスムーズにする、内装の設計。 ・使用時の手馴染みの良さ。など。。。

レザックのほとんどの財布には内装にスムースレザー(凹凸のない平らな牛革)を使用します。内装にもクロコダイルを使用した方が一見豪華に見えるかもしれませんが、反面厚みや重さが増すといったデメリットもあります。

「なぜこの形なのか」「なぜこの厚みなのか」。そのすべてに理由があること。それが、レザックがお客様に約束する機能品質です。

 

■4. 仕立ての流儀:職人の魂を細部に宿す

1995年から本格的にスタートした国内生産。熟練の職人たちが、私たちの無理難題を形にしてきました。

ステッチやコバ(断面)処理はもちろんですが、表面では見えない下処理まで配された細部の積み重ねが、手に取った瞬間や使用時、経年に感じる違いを生みます。

 

■結びに

レザックの財布は、手にした瞬間が完成ではありません。オーナー様の日々に寄り添い、使い込まれ、色が深まり、艶を増していく。そのエイジングの過程を経て、世界に一つだけの、本当の意味での唯一無二な「完成品」へと育っていきます。そんな豊かな体験を、私たちのクロコダイル財布を通じて感じていただければ幸いです。

 

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