最高級な副材の話

私たちが主素材として扱う革はクロコダイル(ワニ革)、エレファント(象革)、パイソン(ヘビ革)、スティングレイ(エイ革)、リザード(トカゲ革)などのエキゾチックレザーですが、牛革などの一般革も部分的に使用します。

例えば、財布の内側、バッグの内装の一部、ショルダーストラップやベルトの裏などです。

牛革は弊社ではあくまで副材という扱いになるわけですが、これらの革の選択が実はとても大きく製品の出来栄えに影響します。

今回は弊社が副材として使用している牛革の中で最も高級な革をご紹介します。

それは、1849年創業の系譜を受け継ぐ、ドイツの超名門タンナー「WEINHEIMERワインハイマー」の《Odessa Calf オデッサ・カーフ》です。

オデッサ・カーフは、欧州のラグジュアリー市場でも高く評価される、豊かなシボとしなやかな弾力を備えた上質なシュリンクカーフです。トゴを思わせる端正な表情と、手にした瞬間に伝わる柔らかな質感を併せ持っています。

私たちは、特に初めてエキゾチックレザー製品をご購入されるお客様に、その品質を慎重に見極めていただくことをおすすめしています。

クロコダイルをはじめとするエキゾチックレザーは、原皮の質や鞣し、染色、仕立てによって品質に大きな差が生まれます。しかし、製品として完成すると、その違いが一見しただけでは分かりにくいこともあり、価格だけでは品質を判断できない製品も少なくありません。

一方、牛革をはじめとする一般革は、革そのものの質感やシボ、柔らかさ、弾力といった違いを比較的感じ取っていただきやすい素材です。

だからこそLESACでは、表から見える素材だけでなく、内装やパーツ、手に触れにくい部分に至るまで素材選びに妥協しません。

製品の価値は、目に見える美しさだけで決まるものではない。

見えないところにまでこだわりを宿すことが、LESACのものづくりです。